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産科超音波診断の分野は,機器の進歩と検査者の知識・技術の向上の双方が相まって,ここ10数年の間に飛躍的に進歩を遂げております。
従来のスキャンに加え、3D表示する事が可能になり、更には時間軸上で連続的に3D表示する4Dの域にまで達しています。
更に近年では画像処理技術の向上により、より詳細且つリアルに表示する事が可能となりました。

これらの技術から提供される赤ちゃんの親しみやすい動きや表情は、妊婦さんやご家族に伝わりにくい従来の2D画像よりも多くの実感・安心を伝えられるコミュニケーションツールとなります。

悪阻に苦しんでいる時期や胎動を感じられないために不安を抱えた妊婦さんにとっては、前向きな気持ちを持っていただけるきっかけとなり得るのではないでしょうか?

臨床においても多肢や口唇口蓋裂などの診断補助に留まらず、超音波ドプラ法やSTIC(patiotemporal image correlation)法、超音波像をMRIの様に多断面同時表示させるTUI(Tomographic Ultrasound Imaging)などのアプリケーションを組み合わせることによって,高い精度で,全身を網羅した診断がなされるに至っています。
一方、装置設定や操作方法の理解や描出のコツの習得が術者の課題となっています。
「STIC法などを含め、臨床における診療情報の提供」
「妊婦さんやご家族に向けて提供できるサービスとして」
私たちは3D/4D超音波装置をご活用されるためのお手伝いとともに検査技術の導入を行います。





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婦人科サポート担当主任:久保田友規子
超音波検査士(乳腺・甲状腺、循環器)
血管診療技師

産科領域に幅広く研鑽中で胎児心エコーも含めて、サポート先病院様から教わる事も日々多々あります。これらの知識を蓄積し適切にブレークダウンし更なるサポート先で提供する事が私の使命と思っております。

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4D超音波画像診断装置の普及実現したことで、「我が子の姿を少しでも早くリアルに見たい」「胎児の成長を実感したい」という妊婦のニーズに幅広く応えるほか、胎児疾患の早期発見・早期治療に進展に大きく寄与することが期待されています。

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STIC機能は,Volumeデータから心拍数を推定し1心拍分の動画像を再構築し,直交三断面やレンダリング画像を表示します。任意断面の観察,解析,計測等が可能であり、胎児心エコー検査を強力にサポートします。

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臍帯血流をパルスドプラで途絶や逆流を評価する事により、胎児胎盤循環不全などの早期検出が可能となります。更に子宮内胎児発育遅延(IUGR)の成否判断の強力なツールとなります。

VolusonE8 HDliveのサンプル動画